手放すと入ってくる。何倍にもなって。

美濃和紙や、限定のものなど、きれいでもったいなくて使っていなかった便箋を、職場に持って行き、誕生日カードをせっせと書いて教え子に渡しました。卒業生には、季節の挨拶や昨今のコロナウイルスや大雨など心配な子に安否確認をするために手紙を出しました。

いただきもののお菓子は、すぐに職場に持っていき、皆で食べました。教え子にも配りました。

新品で、使わないものはすぐに人に譲りました。

自分の誕生日、いつもの数倍の人からいろんなお祝いをしてもらいました。

盛大なサプライズパーティーも開いてもらいました。しかも2回も。

自分でもびっくりするくらい、おめでとうを言ってもらい、今まで「これは、自分のだ」「特別な時に使うんだ」と思っていた自分が恥ずかしくなりました。

お金がは天下の回りものというのは、よく言われることですが、物にも同じようなことが言えると思います。

少なくとも、手放して、必要なところに回したほうがたくさんの人の笑顔が見られます。それだけでも、意固地に持ち続けるより、自分自身に笑顔が増えます。

自分の心の中にある、捨てられない、手放せないものを、「どこかで巡ってくる」と思えると、生活が豊かになると思います。

お題「捨てられないもの」