ご飯作りの呪縛から解放される
元婚約者は、私がシチューのルーを使うのも嫌がる人でした。
「手抜き」と言われるのが嫌で、彼のためになんでも本格的に作りました。
関係が悪くなって、彼は私が料理を作っている事を知っても帰らなくなり、お弁当も放置されました。
冷蔵庫なしの一人暮らしを始め、シンプルな料理で体を支えるようになりたくさんの時間を自分のために使いました。
今の彼が遊びに来るようになった時、冷食を炒めただけカット済みサラダを乗せただけのごはんを出しました。
おいしい、幸せと料理をほうばる彼に、冷食だよ?と言ったところ、「愛情がこもってるからいいじゃない。」と言われました。
同棲しても彼の態度は変わらず、朝ごはんは自分で好きなものを食べ、昼は社食、夕飯は私の手抜き料理をわしわしと食べ、毎日おいしい、幸せとご機嫌そうです。
私が作れない時は彼が作るか買ってきます。
「明日はお弁当を作るから、おにぎりを朝ごはんに握ってあげようか?」と聞いたところ、私がこれから毎日作ると勘違いした彼は、朝はチョコを食べるのが習慣だから大丈夫と言いました。
冷食も、○○の素も、調味済みのお肉なども、これがあれば気が楽だろうからとどんどん買ってきてくれます。
今すごく幸せです。